採血嫌いが初めて献血に行ってきた話
人生初の献血に行ってきました!そのときの感想やレポを残していきます。
- 1:予約方法 ~初めての献血~
- 2:受付 ~献血ルーム到着~
- 3:診察 ~医師による確認~
- 4:採血 ~献血可能かチェック~
- 5:献血 ~緊張の連続~
- 6:休憩 ~安全におうちに帰ろう~
- 7:あとがき ~気になったことを箇条書きで~
1:予約方法 ~初めての献血~
初回は献血ルームに直接電話しました。2回目以降はWEB予約ができるそうです。
今回行った献血ルームは「献血ルーム池袋ぶらっと」です。
献血したい日の前日までに電話し、氏名、生年月日、体重、希望する献血の種類、希望日時を伝えて予約完了です。
※献血に関する基礎情報は公式サイトから ↓
なお、予約なしでも空いてる時間帯であれば献血可能とのことでしたが
予約した人が優先されるので待ち時間が長くかかったり、混み具合によっては
献血を断られる場合もあるので、確実に献血したい方は予約をおすすめします。
2:受付 ~献血ルーム到着~
荷物をロッカーに預けて、いざ受付へ。
予約していたのでスムーズに案内していただけました。
最初に簡易的な問診票の記入と血圧測定をします。
受付に問診票を持って行くと、問診票を元に係の方がPCにデータ入力してくれて
登録内容に間違いがないか確認を受けます。
さらに、受付に装備されたタッチパネルで病気歴や最近の心身の状態などを詳しく登録していきます。
最後に献血に関する注意事項に目を通し、同意するのボタンを選択します。
この際、右手中指の静脈登録も行いました。これにより全国どこの献血ルームでも
データの共有(個人情報や献血歴など)が行われるとのことでした。
3:診察 ~医師による確認~
診察室に通され、医師と口頭での診察を受けます。
診察内容は受付で登録した情報を元に行われます。
過去に輸血を受けたことがある人や3日以内に出血を伴う歯科治療を受けた人、
1ヶ月以内に海外に行ってた・ピアスを開けた人などは献血できないとのことです。
その他にも、特定の病気に関して罹患歴を聞かれました。
※献血は不特定の他者に影響を与えるものなので、嘘偽りなく申告しましょう!
4:採血 ~献血可能かチェック~
献血の前に看護師さんの採血を受け、今日の血の状態を確認してもらって
献血可能かどうかの判断を受けます。
ここで思わぬ問題が!!
冷え性かつ血管細めの私は、血管が見えずらいのでこのままでは血が採れないと言われてしまいました…。
保温剤をもらって腕を温めつつ、温かい飲み物を沢山飲んで体温を上げてくださいとのこと。
※ちなみに「献血ルーム池袋ぶらっと」には無料の自動販売機が2台あり、お菓子も置いてあります。
ホットココアを2杯飲んで再度挑戦し、無事に採血可能になりました。
採血は実際に献血を受けるのとは反対の腕で行うとのことで、
私は血管が見えやすい右腕で献血、左腕で採血をすることになりました。
採血の結果、本日は献血可能とのことで一安心です。
看護師さんからは「濃いめで良い血ですね」と言っていただけました(笑)
5:献血 ~緊張の連続~
献血ベッドの準備ができるまで、15分ほど待合室で待ちます。
(本番の献血に向け、保温剤で右腕を温めつつオニオンスープを飲んでました。)
献血ベッドに横になると、一気に緊張感が高まります。
各献血ベッドには小型のテレビが装備されており、献血の種類によっては
1時間以上かかるものもあるので退屈にならない工夫がされていました。
今回私は400ccの献血を希望したのですが、タイトルにもあるように
実は血を抜かれるのが大の苦手だったりします。
※余談※
じゃあなんで献血に来たの?
→ この記事を書いている令和元年10月ですが、献血促進ポスターに巨乳のキャラクターを使用したことがネットで賛否両論の騒ぎになりました。オタク的趣味のある私は巨乳のキャラ云々に抵抗はないのですが、ふと「そういや献血したことないな」と思い至ったのでした。これだけ話題になっている今じゃないと献血しようなんて二度と思わないだろうな、とも。そして好奇心のままに私は予約を取ったのでした。
緊張で震えている私に気付いてか、担当してくださった看護師さんは
気さくに話しかけてくださいました(ありがとうございます)。
針を刺された瞬間の痛みを我慢すると、その後特に痛みはなく…。
なんだ、こんなもんか。耐えられるな。と思っていたら、針を刺した2分後くらいに
「では血を抜いていきますね~」のひとことが。
ま だ 血 ィ 抜 い て な か っ た の か !!笑
ベッド横の機械が作動し、針から微振動が右腕に伝わってきます。
献血者の血管の細さによって機械でかける圧を調節して血を抜いているとのことでした。
前述した通り、私は冷え性+血管細めで血を採るのが難しいようでした。
200cc取るのに10分かかりましたが、身体を温めようということになり
看護師さんが持ってきてくださったホットココアを飲んだら
残りの200ccは5分で済みました。
また、献血中と献血後は貧血や立ち眩み防止のため足首のストレッチをするように指示されました。
ありがたいことに私は体調に影響なく、無事に献血を終えることができました。
6:休憩 ~安全におうちに帰ろう~
献血後、15分以上献血ルームで休んでいってくださいと言われます。
もしも体調が優れない場合は、立ち上がらずにその場でしゃがんだり挙手してくださいと指示されました。
安全に献血を終えられたお祝いに、無料のドリンクとお菓子をいただきます。
「献血ルーム池袋ぶらっと」では、献血後、1人1個アイスが食べられる仕組みになっていました。
種類は多くないですが、雑誌や漫画も置いてあります。
15分経つと係の方が来て、献血に関するパンフレットや献血カードを渡されます。
一般的な注射と同じく、今日は過度な運動や飲酒はできません。
結局、計30分ほど休ませてもらい、私は献血ルームをあとにしたのでした。
7:あとがき ~気になったことを箇条書きで~
☆意外と献血しに来る人が多い
→ 平日の昼間に行きましたが想像していた以上に混み合っていて、常に7割の席が埋まっていました。年齢層は30~40代が多めでしたが、友達同士で来ている20代の方々もチラホラいたのが印象的でした。
しかし、これだけ多くの献血者がいるはずなのに血が不足しているというのが現状で、献血不足は深刻な問題なのだと実感しました。
☆みんな優しい
→ 献血ルームで対応してくださった係の方々や看護師さん達はすごく優しかったです。
献血に来る人達もわざわざ血を抜かれに来るくらいですから(?)、クレーマーのような人はおらず、終始落ち着いて過ごすことができました。
☆他の献血ルームが気になる
→ 今回は「献血ルーム池袋ぶらっと」を利用しましたが、他の献血ルームはどんな感じなのかな?と思ったり。次回献血するようなことがあれば、違う献血ルームに行ってみるのも良いかもしれませんね。
…あれ??
採血嫌いなのにまた行きたくなってる!?!?!?